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*福島原発事故
今月に国際原子力機関(IAEA)が世界各国に向けて発表する予定の東京電力福島第一原発事故の最終報告書で、東電や日本政府の安全対策等を痛烈に批判していることが分かりました。

IAEAは最終報告書の中で、「東電や日本政府の規制当局は大津波が第一原発を襲う危険を認識していたにもかかわらず実効的な対策を怠り、IAEAの勧告に基づいた安全評価も不十分だった」と述べ、日本政府と電力会社の対応を指摘。

また、2007年に行われた専門家の訪日調査で、「日本には設計基準を超える事故について検討する法的規制がない」と改善を要望していたことにも言及し、過酷事故への対応や安全文化の見直しも含めて、日本は国際的な慣行に十分従っていなかったと記載されています。
日本政府や電力会社が強調している「相対外」を一蹴する内容で、この報告書は9月の年次総会に提出される予定です。


☆「大津波の危険認識 福島第一対策怠る」 IAEA報告書
URL http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015052502000152.html

引用: 
2015年5月25日 朝刊
 【ウィーン=共同】国際原子力機関(IAEA)が東京電力福島第一原発事故を総括し、加盟国に配布した最終報告書の全容が二十四日、判明した。東電や日本政府の規制当局は大津波が第一原発を襲う危険を認識していたにもかかわらず実効的な対策を怠り、IAEAの勧告に基づいた安全評価も不十分だったと厳しく批判した。 
 報告書は四十二カ国の専門家約百八十人が参加して作成。要約版約二百四十ページが六月のIAEA定例理事会で審議された後、九月の年次総会に詳細な技術報告書と共に提出される予定。
:引用終了

☆「想定外」を一蹴 IAEA報告書 「国際慣行に従わず」批判
URL http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015052502000146.html

引用:
IAEAは福島の事故前から、加盟国に対し原発の安全性を評価する際、機器の故障などが大事故に至るすべての可能性を把握する確率論的安全評価(PSA)の適用を勧告。二〇〇七年の専門家による訪日調査では「日本には設計基準を超える事故について検討する法的規制がない」と指摘し、過酷事故に十分備えるよう求めていた。
 しかしIAEAの勧告や助言を受けた抜本的な対策は取られず、報告書によると、第一原発ではPSAを十分適用せず、非常用ディーゼル発電機などの浸水対策が不足。十年ごとの定期安全レビューでも地震・津波予測の再評価が義務付けられておらず、過酷事故への対応や安全文化の見直しも含めて「国際的な慣行」に十分従っていなかった。
:引用終了

☆参考 IAEAのチェルノブイリ事故報告書
URL http://www-pub.iaea.org/MTCD/publications/PDF/Pub1239_web.pdf


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*福島原発事故の最終報告書もこんな感じに仕上る予定

☆提言された原発事故予防対策を拒否し続けてきた
URL http://hibi-zakkan.net/archives/18210279.html

引用:
2006年12月13日 衆議院議員 吉井英勝
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a165256.htm

2006年12月22日 内閣総理大臣 安倍晋三
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b165256.htm
1-4
Q(吉井英勝):海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか
A(安倍晋三):海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない

1-6
Q(吉井英勝):冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

1-7
Q(吉井英勝):冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

2-1
Q(吉井英勝):原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
:引用終了

☆真実はどこに?―WHOとIAEA 放射能汚染を巡って


以下、ネットの反応
























久しぶりに公の機関から納得の出来る正論が発表されましたね。日本政府や東電の連中は「想定外」という言葉を壊れたロボットのように繰り返し続けていますが、それもこの報告書でひっくり返るかもしれません。
IAEAは国際的な権威があることから、内容をひっくり返すのは一国の力だけでは難しいです。2007年から日本政府が原発対策の要請を無視していたことも暴露されたわけで、これを機会に福島原発事故の責任を改めて追求するべきだと言えるでしょう。