副作用の報告が相次いでいる子宮頸がんワクチンで、国の被害者救済が大幅に遅れていることが分かりました。国は子宮頸がんワクチン接種後に健康被害が発生した方を対象に救済手続きを行っていますが、この半年間で1件も処理されずに放置されていることが判明。
現在も60人以上が審査待ち状態で放置され、独自に患者支援を行う自治体も出て来るような状況になっています。
また、2015年3月に副作用の確認件数も2500件に到達しました。これは医療機関などが正式に認めた数となっているため、実際には数倍の潜在的な患者が居ると見られています。副作用の種類も幅が広く、風邪のような高熱から痙攣、激痛、下半身不随、脳障害、記録障害、言語機能低下などが報告されていました。
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